エコロジカルな暮らしを心がけている
人から見ればユルユルのエセものかも知れないが緩いのが続けられる秘訣
母がそうだったので漂白剤は使わず、どんな汚れかを考えて食品なら中性洗剤、化粧品ならクレンジングソープ、ワインは塩、その他は重曹、、などなどとこれがなかなか面白い
腕時計も母のお下がりで、呉服を商う女性らしい小さな時計
箱が小さいと機械のスペースの問題からクォーツが主流だが、自分で求めたのはお転婆らしく機械式の自動巻
目覚まし時計は手巻きなものだから長期の留守には
「ただいま!」
と帰宅してみると止まったまま
結婚祝いに高価な手巻きの目覚まし時計を頂いたが度重なる転居でトランクの中で壊れてしまい代わりを探して結局はヴィンテージの手巻きにしか目が行かず、目下4個がプチコレクションになった
新人がやってくるとこうして先輩に合わせて針の進み具合を調節してゆく
右手が夏に見つけた箱入りの新人、、どう見ても新人の方が重厚感があるのが可笑しい
実は同じものが2つあって状態も同じ、が箱は1つ
クリニャンクールの馴染みの店主は箱をつけてくれたが、今思うに2つとも求めておけば良かったと後悔、、古物は迷ったら求めるべきだった
持ち主が同じだったらしくキズ隠しにどちらも全体に蜜蝋のようなものが塗布してあり、肩が傷むほどの力でこれを磨いてやっとこさ取り除くとオリジナルの意匠の美しいこと!
時間を合わせて磨いて、、靴も鞄も手間暇かけると子育てに似てどんどん愛着が湧いてくる
金木犀の香りの頃生まれた娘の誕生日にと今年は大人の鞄と皮もののお手入れグッズを用意しておいた